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【Like a Sunrise.】オリジナル系サウンドノベルを手がける素人の個人サークル。グラフィックからスクリプトまで何でもござれヽ(・ェ・)ノ

サウンドノベルとは

まず『サウンドノベル』とは文章に絵や音を付け加えたものではなく、それらを融合させたものと考えます。
どういうことかと言いますと、絵や音またはスクリプトを用いた演出で文章を削るということです。
ただ絵や音の役割はそれだけにはあらず、シーンの奥行きや空間、またそれらをスクリプトで制御することで描写上での演出にも繋がります。
(画像描写のエフェクト、BGMのカットアウト等)

例に挙げると
1、背景に昼間の空の絵を表示
2、クロスフェードで暗転、暗転を少々維持
3、クロスフェードで夕方の空を表示、カラスの鳴き声をSEで入れる

画像と音、そしてスクリプトでの制御でこのような時間経過が提示出来ます。 サウンドノベルに関わらずよく使われる方法だとは思いますが、意外とこういう部分が大事かなと。
音でカラスの鳴き声を入れているのに、わざわざ文章に「カラスの鳴き声が聞こえる」とか書く必要はないでしょう。二重に説明しているだけです。
その音がどう聞こえるか、聞こえて何を感じるか、それは受け手(プレイヤー)のものである。

こういった要素を踏まえて、サウンドノベルを構成していく必要がある……と考えています。

その中における『Chaos Breakers』

『Chaos Breakers』シリーズは文章の9割近くが登場人物のセリフで、残りはモノローグであったり一人称視点の思考描写で構成しています。
演劇で用いられる戯曲に絵と音を付ける、簡単に言うとこれです。
戯曲はセリフとト書きで構成されています。
読み手は舞台背景や人物の姿、書かれているセリフの意味、話の筋などあらゆる要素を『読む』わけです。 演劇の演出家はこれを読み込んで、どうすれば舞台表現として面白くなるかということを考えます。

一般的に演劇というものは、舞台にセットがあって照明・音響が入り、その中で俳優が役を演じます。 観劇するということは客席に身を置き、舞台上で繰り広げられる出来事を見るということです。 映画やテレビドラマと同じで観客は選択に迫られるわけでもなくただただ見るだけと、これで成立してしまうものなのです。

ただ演劇や映画と同じことをしてもあまり意味がないので、サウンドノベルならではという部分を考えます。 舞台表現の観客というものは客観的にそれを見るわけで、客観性と主観性、その両方を保持させることは出来んものかと。
となると一人称の視点を用いて、その中でフィクションを展開させれば上記に近いことが出来る……かなと。
正直なところどうなるかは分かりません。
全てを判断するのは受け手ですから。


文章はあくまでも物語に必要なことだけを書けばいいと考えます。
必要と言っても書き手によって認識は異なるとは思いますが、僕の場合はフィクションを構成する最低限です。

読み手は有限な時間を消費して創作物に触れます。
演劇も映画も、本、ゲーム、どの娯楽もそんなもんだと思います。
お金と有限の時間を割いてもらうわけですから、極力無駄は無い方がいいと。
(娯楽が無駄であるという議論は、……また別の機会に)

『ペンで文字を書く』という表現があるとして、それがどういったペンであるのか、どういう内容を書いたのか、どういう心情で書いたのか、それらがフィクションに必要かと書き手は考えねばなりません。
サウンドノベルの場合だとその一文を削除してSEでペンを走らせる音を入れるといった選択も可能になります。
(SEはそのシーンに見合った加工・収録を)
絵や文章に頼らずとも足音をBGMとして用いてカットアウトすればその場で足を止める、なども可能ですね。
読み手は『立ち止まった』ということを想像して理解するわけです。
いちいち『立ち止まった』と書かずとも成立すると。
サウンドノベルにはこういった表現が出来ることから表現媒体として面白いなと思います。

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